2012年5月16日水曜日

香港の甘い豆腐

大島真寿美さんの本です。読んだ後何か幸せな気持ちになれます。大島さんの文章はリズムがあって、とっても読みやすいですね。3時間で読了しました。

「BOOK」データベースには、
初めて知る出生の秘密に、へこたれそうになる自分を鼓舞し、彩美は空港へ降り立った―。熱気に溢れる香港の町。力強い響きの広東語。活気に満ちた人々と出会い、少女がたおやかに成長を遂げる青春の物語。

とありますが、僕はこの本には “生きることをエンジョイするための何か” が、さりげなく語られているように思います。そしてその“何か”は10代を遥か昔に終えた自分たちの世代にも何かしらヒントを与えてくれそう。お薦めです。