2010年4月25日日曜日

初音ミクについての考察

ユーミンファンにお叱りを受けそうなので慌てて付け加えるのだけれども、下の対決、もちろんご本人の勝ちである。初音ミクも健闘しているが、よく聴いてみると は行、さ行、わ行といった破裂音でない子音(摩擦音というそうです)の発音が不十分だとわかる。感情の入り様もまるで比較にはならない。本来比べること自体がナンセンスなのでユーミンファンの方はお許しあれ。

びっくりしたのは、従来楽器ではどうやったって出来なかったことが当たり前のように出来てしまっているから。楽器をやってる人ならわかると思うけど、例えば日本の国歌だって誰がどんなに頑張っても従来の楽器だと
     きぃーみぃーがぁーあーよぉーおーわぁー   にはならなくて
     いー いー あー あー おーおー あー   てな具合にしか聞こえない。母音も子音も無いからね。それがコンピュータだと技術的にはもうほぼ解決されてしまっているということに驚いたわけ。ここから先はあっという間に進んでいくんだろうな。