2010年4月25日日曜日

初音ミク vs. 松任谷由美      


皆さんは初音ミクをご存じだろうか? どこかで聞いたことはあるなと思ってはいたけど、どうせネット上の実体のない仮想アイドルか何かと思っていた。ちょっと上の動画を観てほしい。口パクの絵はともかく、問題は歌だ。この声はコンピュータが作っている音ですよと言われて驚かない人はあんまりいないと思う。そう、もともと初音ミクとは人間の声で歌うコンピュータソフトなのですよ! 

Wikipediaによると
”初音ミク(はつね みく、HATSUNE MIKU)とはクリプトン・フューチャー・メディアから発売されている音声合成・デスクトップミュージック(DTM)ソフトウェアの製品名、およびキャラクターとしての名称である。
ヤマハの開発した音声合成システム『VOCALOID2』を採用したボーカル音源の 1つで、メロディと歌詞を入力することで、合成音声によるボーカルパートやバックコーラスをパソコン上で作成することができる。また、声に身体を与えることでより声にリアリティを増すという観点から女性のバーチャルアイドルのキャラクターが設定されている。”

とある。う~ん、確かに細部にこだわって聴きなおせば、歌い方?は機械っぽいですよ。だけどコンピュータなんだから例えば音のつなぎ目や消え方の処理なんかにもうちょっと手を加えれば、僕なんかの素人にわからないレベルにもっていくのはおそらく容易だ。頑張ればニュアンスまで表現可能かとも思う。そして驚いたことに、現時点で僕はこの声が割と気に入ってしまったのだ。別に“女性のバーチャルアイドルのキャラクター”に翻弄されてるわけでもあるまいけど。