2010年9月21日火曜日

風に立つライオン


さだまさしの歌の中には、強いメッセージが込められたものがいくつかあり、この曲はその中でも特に影響力の強い、ある意味さだまさしらしくない、さだまさしの代表曲といえると思う。この歌を聴いて医師を志す人が今でもいるんだとか。去年の周南市でのコンサートでも最後に歌っていたのを思い出した。

歌詞は手紙文そのままであり、歌い方も語り口調だが、作り出される世界は壮大で曲は最後にAmazing Graceに引き継がれていく。耳にするたびに、日常の中で些細なことに過敏に反応している自分がなんと小さく見えることか。

(ところでこの曲もある意味、別れの歌か。あ〜あ)