2010年9月14日火曜日

Dark Matter

Image: According to supersymmetry, dark-matter particles known as neutralinos (which are often called WIMPs) annihilate each other, creating a cascade of particles and radiation that includes medium-energy gamma rays. If neutralinos exist, the LAT might see the gamma rays associated with their demise. Credit: Sky & Telescope / Gregg Dinderman.
(この図はhttp://www.nasa.gov/mission_pages/GLAST/science/dark_matter.html より転載しました。本文中のXMASSの測定原理を説明したものではありません)

昨日、NHKのクローズアップ現代でやってた内容にかなりビックリ!

何しろ世界を形成する物質の80%がまだ未知というのだから... その未知の物質の多くはダークマターと名付けられ、今や世界中の科学者が発見一番乗りを競って研究しているというではないか。全然知らなかった。一番たくさんあるものが最後に見つかるって、アイロニックですね。しかもなんとヒールっぽいネーミングでしょう(笑)

この夏日本でも、岐阜県奥飛騨の山中のトンネル内に作った実験施設「XMASS」で、ダークマター発見をめざした壮大なプロジェクトが動き出したという。しかも未知の物質がキセノンと衝突した時に発生する光エネルギーの測定感度が世界一というではないか。うまくいくと近々日本からすごい研究成果が出るかも知れないね。クリスマス頃??(Sが多いけど)

しかし莫大なお金を使って目にも見えず得体も知れない何かを探しだすというのは、研究者達には言いようのないプレッシャーがかかるはず。頑張ってほしい。それにしても人類の知らないことって、様々な分野できっとまだまだあるんでしょうね。