2017年8月28日月曜日

周南フィル第7回定期演奏会のお知らせ

あっという間に、近づいてきました。周南フィルの第7回定期演奏会のお知らせです。
今回は 〜あなたもソリスト〜 というというイベントが途中で入るのです。どんな方が何をやるのっていうのは、当日のお楽しみ!先日ソリスト達が練習に来て、合わせてみたんだけど、なかなかのクオリティー!
期待していいですよ。

2017年9月18日(月祝)
14時開演 13時開場〜ウェルカムコンサート
周南市文化会館大ホール
指定席2000円 自由席1000円 高校生以下無料
 
さて曲の方はというと、
コリオラン序曲(ベートーヴェン)
交響曲第38番「プラハ」(モーツァルト)
交響曲第8番(ベートーヴェン)
の3曲です。

なんだ、いつもと同じじゃないか、って。
いえいえ、全曲周南フィルでは初物ですから。

まずは、コリオラン序曲(ベートーヴェン)。
いきなりベートーベンらしい打撃音で始まるこの曲、結構ポピュラーなんですよ。この曲でクラシックにはまりましたという方もいらっしゃるとか。この曲が書かれた1807年にベートーヴェンは、交響曲第4番、第5番、第6番の3つの交響曲やピアノ協奏曲第4番、ヴァイオリン協奏曲などの名曲を作曲したのだけれど、こうした多忙な中でこの序曲が一気に書かれたということ。傑作の森、いや密林の中の一曲ってことですね。終わり方が静かなので、拍手のタイミングにご用心。おすすめ動画はいっぱいありますが、ウィーンフィルのこれなんかいかがでしょう。


さて、お次はモーツァルト! 数多い彼の名曲の中でも、特に交響曲第38番「プラハ」が好きって方もいらっしゃると思う。私もそうだから。3楽章構成で、繰り返しを全部やっても30分くらいで終わっちゃう。弾いてる方も終わっちゃうのが本当に惜しいと思える名曲。本番中残念で泣けちゃうかも。おすすめはこれも迷うけど、これ。


最後はまたまたベートーベン。交響曲第8番はコンパクトながらベートーベンらしさがギュっと詰め込まれ、しかも明るいという実に素敵な曲なんですよ。彼らしい重たい曲もいいけれど、約30分の中に見せる彼の作曲技術は洗練の極致です。よく言うんだけど、第一楽章は、弦の”さあー頑張るぞー” で始まって、最後”あーくたびれた” で終わるって、わかります?