振り返ってみて、充実感の乏しい一年だった気がするのが、ちょっと残念。もちろんその時の一瞬一瞬は手を抜いているつもりはないんだけど... 時間の経過が早いというよりも、時間の密度が下がってきた感じ?
時間の密度を上げるためにはどうすりゃいいのか、まだ全然わからないけれど、来年はギッシリ実の詰まった1年にしたい、絶対。 (まずは体力の回復かな)
******病院美食の会のブログです。 周南市近辺のお気に入りのお店の紹介と日々の雑感が主な内容です。 今宵もとびきりの料理と極上の美酒をいかが?
今年のパンフレットにもモーツアルトの顔が描かれています。そして1曲めはやはりモーツアルト。初めて聴いた曲でしたが、音が喜んでいるみたい。ずっと前に読んだ誰かの本に、モーツアルトを1曲めにやるのは、リスクが高いからやめた方が良いって書かれていたのを思いだした。心身共に完全にリラックスしていないと弾けないからって。でも彼女はずっとこのスタイルを続けてる。ピアノにしろバイオリンにしろモーツアルトは演奏家の試金石と思う。良い演奏家に出逢えたものだ。
そしてブラームス。前にも書いたけど、今回一番期待していた。ソナタ2番も聴いてみたら知っていたし。でもね、
こんなにいい曲だとは、、、思ったことなかった。そもそも大好きな作曲家だけど、また少しブラームスが好きになった。去年のバッハも、その前のラヴェルも凄かった。いつも新しい発見があってホント楽しい。東京の演奏会も頑張って! そして次回もよろしくね。
(演奏会のあと、みんな内山さんと一緒に写真を撮ってたらしい。写れなかったのだけが残念! ま、少しお話はできたんだけど...)
さて、話はコロリと変わるけど、うちの奥さんがあの古澤 巌さんのブログを発見! 早速読ませてもらった。今年の5月からなんだけど、結構マメに更新してあって、しかもなかなか面白い。暖かいお人柄が伺えますね。一度握手をしてもらったことがあるけど、すごく柔らかい手でびっくりしたなあ。あの美しい音はあの手とこのお人柄が作るのか、と妙に納得しちゃいました。ブログはリンクしておいたので、興味ある方はどうぞ~!(ググッてもちゃんと出るけどね)
ネタは演奏家らしいものが多い。その中に高橋悠治さんの言葉がある。自分のためにちょっとだけ引用させていただく。
“ピアノを弾いているのではなく、ピアノが「自ら」奏でているように”
ちなみに今回は初めてスマホから投稿してみた。まだまだストレスが多いなぁ!
広島市に買い物に行ったついでに、紙屋町のヤマハに寄ったら、たまたま弦楽器フェアをやってた。イタリアの結構有名な方(Maestro "Stefano Trabucchi" )の新作があり、裏板と側面の木目が風にそよぐ草のようで素晴らしく美しい。フランクフルトの展示会のために特別に製作されたものということ。気に入ったので、160万円以上したが、父の日のプレゼントということで、購入… できるはずもなく、 だけどお店の方の好意で試奏させていただくことができました。まぁ新作なので、楽器が鳴ってる感じではないんだけど、ハッピーな時間でした。それにしても美しい楽器だったなぁ… 100年後、どんなになっているのか、想像するだけでも楽しい。
その後、ヤマハのすぐ近くに新しくできた 月寅 というしゃぶしゃぶとせいろむしのお店で、ランチ。僕は豚せいろむしランチ(870円)を、奥さんはカンパチせいろむしランチ(980円)を注文。どちらも適度に脂が抜けてて、美味しかったです。
HPを見てみたら、通常価格というかランチ以外はそれなりのお値段なのだけど、ランチは1000円以下だったから、結構リーゾナブルでしょ!オススメですよ!