2012年5月21日月曜日

金環日食

見れました?? 山口の空はどんよりとした雲が垂れ込めてて、こりゃダメだと思いましたけど、一応外に出てみました。そしたら7時半頃、本当に一瞬雲の隙間から見えました! 写真撮る間もなかったです。

で、 この写真は野口聡一さんのtweetから拝借。こんなの、見たかったなあ。みごとな金環です。ところで金環の意味は文字通りで解るとして、皆既日食の皆既って、意味わかります? なんでも すべて尽きる ってことらしいです。英語だと total solar eclipse。で、金環日食はannular solar eclipse。子供の頃、怪奇って思ってたのは自分だけじゃない筈。

ま、最も期待された金環日食は、まさにそのお天道様のせいでやや残念な結果だったわけだけれど、その他にも今年は天体ショーが盛りだくさんですよ。6月4日には部分月食が、6月6日には金星の太陽面通過が見られますから。月食は宵のころに東の空で、金星の方は朝から昼すぎにかけて、いずれも全国で見られるそうです。ま、これまたお天気次第だけどさ...

2012年5月20日日曜日

宇宙の渚

いよいよ明日は“金環日食”ですね。皆さんの地方では見れそうですか?うちは山口県なので部分日食になっちゃうので、ちょっと残念ですが、頑張って見てみようと思います。お天気がちと気になりますが....   さて、

今、NHKで月に一回放送中の “宇宙の渚” という番組をご存知でしょうか?今日は2回めで、“天空の女神 オーロラ” というタイトルでした。とっても面白かったですよ。宇宙の渚とは、青い空が漆黒の宇宙へと変わる、高度十数キロ~数百キロ。その、“宇宙でも地球でもない世界”のこと。流星が飛び交い、オーロラが輝くその場所のことが、国際宇宙ステーションからの観測等で次第にわかってきているらしいです。

今日の放送は、HPから引用すると、
オーロラは、太陽からの危険な粒子が地球の大気に激しく打ち寄せたとき、大気が光り輝く現象です。 美しさの裏には地球と宇宙の間の壮絶な攻防が隠されています。 過去には、オーロラの中を流れる電流が原因で地上で大停電が起こったこともあります。 オーロラは宇宙の荒波の中で地球の置かれた状況を教えてくれているのです。
オーロラは、地球の未来も啓示しています。 今年から来年にかけて、大規模なオーロラが地球を襲い、200兆円規模の被害をもたらすという予測があります。 そしてその後は一転してオーロラがほとんど現れない時代が100年近くも続き、地球を寒冷化と干ばつが襲うとも言われています。 宇宙の渚から、オーロラのメッセージを読み解きます。 

とあります。番組ではオーロラの成因をわかりやすく図解してくれた上で、
1)来年は太陽活動が極大期になるので、極地から亜熱帯地方を含む地球上の広い範囲でオーロラが見れそうなこと、そのためオーロラによる地球規模の停電etc.が起こりうること
2)前回の太陽の活動周期が11年でなく13年であったことから、2018年頃から何十年にわたる寒ーい時代が到来する可能性が高いこと

等が示されていました。ぜんぜん実感ないけど、我々の日々の生活は宇宙現象と密着しているんですね。スケール、でかっ!  それらをNHKならではの美しい映像で堪能できますよ。次回は6月17日、タイトルは“46億年の旅人 流星”とのこと。これまた必見ですね!

2012年5月16日水曜日

香港の甘い豆腐

大島真寿美さんの本です。読んだ後何か幸せな気持ちになれます。大島さんの文章はリズムがあって、とっても読みやすいですね。3時間で読了しました。

「BOOK」データベースには、
初めて知る出生の秘密に、へこたれそうになる自分を鼓舞し、彩美は空港へ降り立った―。熱気に溢れる香港の町。力強い響きの広東語。活気に満ちた人々と出会い、少女がたおやかに成長を遂げる青春の物語。

とありますが、僕はこの本には “生きることをエンジョイするための何か” が、さりげなく語られているように思います。そしてその“何か”は10代を遥か昔に終えた自分たちの世代にも何かしらヒントを与えてくれそう。お薦めです。

2012年5月11日金曜日

グスコーブドリの伝記

今年の7月7日に公開される宮沢賢治作の童話の予告です。音楽をイマージュでもお馴染みのバンドネオン奏者 小松亮太さんが担当されているとのことで、そういう意味でも楽しみ。

ストーリーのキーワードは、冷害、火山、自己犠牲 ってとこでしょうか。重くなりがちな題材ですが、アニメのネコ?が可愛らしいし、宮沢賢治だし... ちょっと、いやかなり期待してます!

2012年5月9日水曜日

KIYARI by TSUKEMEN

TSUKEMEN(ツケメン)とは、公式HPによると、メンバー全員が音楽大学出身のヴァイオリン2本とピアノによる音楽ユニット。 クラシックコンサートで培った楽器の「生音」にこだわり、音響装置(PA)を使わない倍音豊かなコンサートが魅力  だそうです。

が、何といってもメンバーの一人があの さ○ま○し さんのご子息であることが今のところ彼らのセールスポイントの一つだろう。本人たちは不本意だろうけど。

2010年3月にメジャーデビューを果たし、3枚のアルバムと1枚のライブDVDをだしてる。
KIYARIは、最新アルバムのタイトル曲。KIYARIとは神社造営の神木などの建築用木材をおおぜいで運ぶときの労作歌である“木遣り”から。なかなか印象深い曲ですね。ただ、もう少し力抜けよって 言いたくなりません?    が、今ちょっとオススメのユニットです。

2012年5月6日日曜日

くちびるに歌を



「BOOK」データベースによると、
拝啓、十五年後の私へ。中学合唱コンクールを目指す彼らの手紙には、誰にも話せない秘密が書かれていた―。読後、かつてない幸福感が訪れる切なくピュアな青春小説。

だそうで。こういうピュアな青春小説で感動するにはやや歳をとりすぎた感もありますが舞台の五島列島には何度か行ったことがあるので、自然の描写等何か懐かしい感じです。

内容はネタバレになるといけないので伏せますが、以前このブログでもご紹介したアンジェラアキさんの『手紙』という歌がモチーフになっていますね。アンジェラさんの出演されたNHKの番組に『続・拝啓 十五の君へ』という番組があり、ひかりテレビで見れますが、モデルになったと思われる五島列島の学校も出てきていて、実は本より感動的でした。けど読みやすいし、この本もなかなかお薦めですよ。