2014年9月16日火曜日

周南フィル第一回定期演奏会

無事終了しました〜!   心配された聴衆の入りも、なんと約1000人と思いもよらぬ大入りで、本当に感謝、感謝です。なんと2時間も前から並ばれた方もいらっしゃったとか... 並ばれている方のために少しでも早く開場できないものかとも思ったのですが、全席自由のため後で苦情が入ることもあるそうで かないませんでした。 すみません。

さて定期演奏会というからには、定期的にやるんだろうなと...  ハイ。まだ未定ですが、もう早速次の定期演奏会に向けて、選曲に入っています。ただ打楽器がない、そう、奏者がいない じゃなくて 楽器がまだ無いのでどうしても曲が限られてきます。まあ頭を絞るべきところですね。肝心の時期についても判明し次第ここで公表しますが、楽団のHPなんかもあるといいかなと思っています。やること一杯ですね。

今回はあまり素敵なハプニングはありませんでした。いや、あったあった!ま、不問にしますね。打ち上げのビールの美味かったこと!

蘇州夜曲 WeiWei Wuu



 9月7日、李香蘭(山口淑子さん)が亡くなられた。自分の世代では詳しくはわからないけれど、”中国人にとっての李香蘭”という記事を読み、自分なりに少し啓発されてみた。

 日本人の両親のもと、中国の奉天省で生を受けている。美貌と美声故に日本の帝国主義軍部に利用されたが、本人は理想の満州国のため、と信じている。ゆえに終戦時は中国で売国奴とされ、まさに死と隣り合わせであったという。

 まさに波瀾万丈だが、しかし日中の戦争時代に日本人なのに中国人として中国で生きた彼女の半生の中にこそ、日本と中国の人々が  “共有し共鳴しうる唯一の領域”  があるのであって、そこを無視したどんな議論も単なる  "色あせたおしゃべり"  に過ぎないように私には思えるのだ。

蘇州夜曲は今、練習中の曲だけど、うかつには演奏できないと思った。

李香蘭,安息吧!